character_left:laoise:リーシャ
character_right:eileen_crow:カラスさん
laoise:thinking:この直前のことは思い出せないけど、この時のことは思い出した……
laoise:panic:どうやったのかは思い出せないけど、わたしが壁を壊したんだ
eileen_crow:default:ふむ、ぬいぐるみの名前がよく聞き取れなかったけど、なんて名前なんだい
laoise:thinking:ぬいぐるみじゃなくて、友達の名前!
laoise:sad:んー、思い出せないや……
laoise:dejected:この記憶は思い出したけど、友達の名前だけ思い出せないの
eileen_crow:default:はぁ、なんでだろね
laoise:surprised:ねぇ、魔法で壁を壊すなんてできるの?
eileen_crow:default:いや、現代の魔法はね、風の精霊の加護があってもせいぜい軽いものを浮かせるくらいだ
eileen_crow:default:壁を壊すなんてありえないね
laoise:thinking:じゃぁ、わたしは魔法で壁を壊してない?
eileen_crow:default:壁が劣化で脆くなっていたのか……
eileen_crow:default:もしくはアンタに特別な魔法の才能があったのか
laoise:smug:なるほど、すごい魔女のわたしには壁を壊せる可能性が……
eileen_crow:default:でも、魔法が使えない魔女って言われてたね
eileen_crow:default:どういうことだい?
laoise:thinking:うーん、なんだろう
laoise:sad:確かにわたしはこのころ、魔法を使ってた記憶がないや……
eileen_crow:default:ふむ、でも本当にアンタが魔法で壁を壊したのだとしたら大事だねぇ
laoise:sad:いっぱい怒られちゃうよね……
eileen_crow:default:それくらいで済めばいいがね
eileen_crow:default:壁を破壊するほどの魔法なんて凶器だろう?
eileen_crow:default:強力な魔力を持つ魔女は恐怖の対象になるのさ
eileen_crow:default:恐怖の対象だったから、過去に魔女は弾圧されたのさ
eileen_crow:default:このあとここでは生活できていないだろうね
laoise:sad:やっぱり、わたしここを追い出されちゃうのかな
eileen_crow:default:そうだね、暗い地下室に閉じ込められる生活なんてこともあるかもね
laoise:panic:えええ、それは嫌……
eileen_crow:default:数百年前の魔女は、もっとひどい目にあったようだけどね
laoise:sad:そうなんだ……
laoise:panic:もしかしてわたし、暗い地下室から抜け出してきたのかな
eileen_crow:default:さて、どうだろうね
eileen_crow:default:次の記憶を取り戻せばわかるだろう、先に進もう
laoise:thinking:うん……あのね、ひとつだけ気になっていることがあるの
eileen_crow:default:なんだい?
laoise:panic:これって全部わたしの記憶なのかな?
eileen_crow:default:はぁ、何を言ってるんだい?
laoise:surprised:これまで見てきたのがわたしの記憶なのは確かなんだけど……
laoise:thinking:例えば最初の記憶が2歳のころなのに、ハッキリと覚えていたり
laoise:curious:あと、わたしが寝た後のお父さんとお母さんの会話とか
laoise:panic:この祭場の壁の奥の、昔の水の祭壇も見たことはなかったし、お母さんの日記だってもちろん読んだことはないの……
eileen_crow:default:ふむ、言われてみれば確かに違和感があるね
eileen_crow:default:知らないはずのことが、取り戻した記憶の中にあるってことだね?
laoise:surprised:そうなの!これってわたしの記憶じゃないと思うの!
laoise:sad:お母さんの言葉は、夢の中の作り物じゃないよね
laoise:dejected:お母さんが書いた言葉は本物だと信じたいな……
eileen_crow:default:ふむ、そうだといいね
eileen_crow:default:やはり、あの少女にすべてを説明してもらう必要があるみたいだ
laoise:thinking:うん、この先の記憶を取り戻しながら、もう一度イーファとお話をしてみよう……
eileen_crow:default:さて、次はどこから進めばいいかね |
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