The Lost Memories
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04.シーン02[収穫祭の夜]
ゲームシナリオ
04.シーン02[収穫祭の夜]
シナリオ - 文字数:6325文字
リーシャ カラスさん あれ!戻ってきたのに、違う場所だよ!? そうだね、違う場所だね laoise_turn_front でもここには扉があって…… convo01_action01 扉の中はわたしのお家だよ? この家に戻ることもできるみたいだね convo01_action02 え、どうして!? まぁ、夢の中ではよくあることさ そ、そうなのかな。カラスさんは夢に詳しいんだね 夢の案内人だからね カラスさんが言うのだから、きっとそうなんだろうね!信じる! あぁそうかい ところでここは…… 収穫祭の会場かね? 収穫祭……? 確か…… remember_action 一年の終わりのお祭り! そうだね、収穫に感謝をして、これから訪れる冷たい季節に備えるんだ だけど随分夜の深い時間みたいだねぇ 星空の感じから……祭りが終わった深夜なんだろうね カラスさんは物知りなんだね!星空にも詳しいの? ん?あぁ、星空を眺めるのが好きな弟子がいたもんでね 弟子? まぁそんな話はいいさ。 こんな夜中に収穫祭の会場に来た記憶はあるかい? うーん、そういえばこの景色は記憶にあるかも……収穫祭の会場に来るときはいつも眠かった! やっぱり、魔女の家族だから、村の人たちがいる時間には収穫祭に参加できなかったの……? さぁ、どうだろね。他の理由があるかもしれないよ うーん、他の理由でこの時間にここに来てたのかな…… さて、他にも何か思い出すかもしれないから収穫祭の会場を見て回ろうか リーシャ カラスさん 樫の木のそばに祭壇があるから、まずはそこを見に行ってみようか うん、奥に見えるあの大きな樫の木のところかな そうだね、こういう祭事には大きな樫の木と祭壇がつきものなのさ 行ってみるね! リーシャ カラスさん なにか気付いたことがあったら伝えるよ うん、ありがとう リーシャ カラスさん うーん、おうちにコインがあるのかな…… ふむ、あの穴の空いた床に落ちてたりしないかね 床は板で塞いじゃってるから調べられないや リーシャ カラスさん う……重い…… なんだいこんなものも持てないのかい うん、わたし非力な美少女なの まぁ、身体も小さいし、体力もなさそうだねぇ カラスさんよりは大きいよ はいはい、そうだね まぁ、これは木箱の中身を確認するのに使えそうだ そうだね、がんばって持っていくよ リーシャ カラスさん これは木箱の中身を確認するのに使えそうだ そうだね、木箱を開けるのに使ってみる リーシャ カラスさん これは、ランタン!? そうだね、収穫祭と言えばこのランタンだね 伝統的な収穫祭はカブのランタンを飾るものだったんだが、収穫祭の文化が伝わった他の国ではカボチャの栽培が盛んだったらしく、 そこから収穫祭はカボチャのランタンというのが広まって、今ではカブよりもカボチャを飾る人が多いんだ へぇ、そうなんだ! アタシは変わらずカブのランタンの方が好きだね カブのランタン…… あっ、思い出した…! 収穫祭に初めて参加したとき、カブのランタンを見たわたしは怖くて泣いちゃったんだ ふん、これくらいで泣いていたら魔女は務まらんよ えっ、魔女ってもっと怖いことがあるの!? ふふふ、魔女が作る薬にはね…… 怖いこと言わないでよぉ まぁ、それはさておき、ランタンの置き方が半端で気に入らないね 1つどこかからランタン持ってこれないだろうか かわいいカボチャのランタン探しに行こっと カボチャはもう3つあるから、カブのランタンにしときな だって、もしも箱を開けてカブのランタンと目が合ったら、わたしまた泣いちゃうよ…… リーシャ カラスさん 棚にあったランタンの並び方はあれでいいのかね ランタンの並び方に順番があるのかな まぁ、どこかに法則性の手がかりがあるかもしれないね うーん、探してみよう リーシャ カラスさん 棚にあるランタンの目の形、どこかで見た形だね あっ、クッキーの柄とランタンの目の形が似てるかも……? ふむ、何か関係があるのかもしれないね リーシャ カラスさん あっ、こっちから見たら見え方が変わったよ! そりゃそうだろ 反対側から見ると、見え方が変わることもあるんだね そうだね、覚えておくといいかもね でもこの右下の紙は何だろう… カボチャとカブだね? ランタンだ! そういえば、収穫祭のランタンはなんのために飾るの? あぁ、収穫祭はね、霊界との繋がりも近くなって亡くなった人がこちらの世界の様子を見に来る日とも考えられているんだ その時に、悪い霊も寄ってきてしまわないように、ランタンに火を灯して魔除けとして置いていたんだよ え、収穫祭には悪い霊が来るの!? まぁ、こんな深い時間だから、この森は悪い霊だらけかもしれないね やだやだ、怖いこと言わないでよぉ リーシャ カラスさん これは何かの手がかりなのかもしれないね そうなのかな、覚えておくね リーシャ カラスさん 焼き菓子だー! きっと焼きたてをこの厚手の手袋で持ってきたんだね、焼きたてはすごく美味しかっただろうな 収穫祭の供え物だろうが、何やら意味がありそうだねぇ うーん、柄がひとつひとつ違う? そうだね、食べられてしまってるところも、何かしらの柄があったのだろう もし柄の並びに意味があったとしたら 柄はもうわからないってこと!? それにしても収穫祭の供え物を食べるだなんて、精霊たちに怒られてしまうよ 精霊って…… この世界のすべてのものに宿っている存在、それが精霊さ そうだ、わたしのお家にも精霊さんがいるんだよね!? そうだね、アンタの家にも精霊がいて、アンタと母親にはその存在が感じられていたんだろう お父さんは精霊の存在を感じられないの? そうさ、魔女は精霊を感じることができるから、魔法を使えるのさ 魔法を使えない人間は、精霊の存在を感じることはできない うーん、じゃぁこの村の人たちは、精霊の存在を感じられないけどお供え物を用意しているの? まぁこれは伝統みたいなもんさ。精霊という存在がいて、生活を守ってくれている だからお供え物で収穫の感謝を伝える そういう考え方が昔からあるというだけの話さ じゃぁ、精霊の存在を感じられる魔女は、精霊がここにいるよ!ってみんなに教えてあげたら喜んでもらえるかな!? いやいや、気持ち悪がられるだけさ そんなことを言ってると石を投げられるね えっ、なんで!? なんでだろうね 魔女を虐げてきた人々の考えてることなんてアタシには分からんよ 精霊を信仰してるのに、精霊に近い存在である魔女は嫌うんだ そうなんだ…… あれ、お皿の下に挟まってる紙に何か書いてあるけどこっちからじゃよく見えないね… テーブルの反対側に回ってみてみればいいんじゃないかい リーシャ カラスさん あれ、お皿の下に挟まってる紙に何か書いてあるけどこっちからじゃよく見えないね… テーブルの反対側に回ってみてみればいいんじゃないかい リーシャ カラスさん こういう木箱の中って、食べ物が入ってるよね はぁ、また食べることを考えているんかい い、いやぁ、食べ物のことを考えたら何か思い出すかなーって まぁ、アンタの夢の中なんだから好きに開けて調べればいいさ そうだよね!でもこの木箱、蓋が釘で止められてて開けられないね…… そうだね、家の補修に使うような工具があればいいんだが うーん、わたしの家は補修した跡はあったけど、工具は置いてなかったよね あぁいう、なんとういうか……質素……な家で暮らす村人は自分で家を補修するための工具を持ってるもんなんだけどね 確かに、雨が降るたびにお父さんが雨漏りを直してた! あの家なら雨が降ったら大変だろう そうなの、雨が降るたびに雨漏りしてて、それを見てお母さんが笑ってて、お父さんは雨漏りを直してた! アンタの母親は何を見ても笑うんだね うん、お母さんはいつでも幸せそう! 記憶を失くしてるのに前髪なんかで笑ってるアンタの明るさも、母親ゆずりなのかもね そうかも!お母さんと一緒だ、嬉しい! リーシャ カラスさん この木箱、蓋を開けて中を見れるかなぁ 釘を外す工具が必要だね リーシャ カラスさん 開いた! 中はカボチャばっかだねぇ カボチャのランタンもある! カブのランタンじゃなくてよかったぁ 木箱を開けてカブのランタンがこっち見てたら泣いちゃうもん そんなに怖いのかい…… 怖いよ!時間が経つとしなしなになってもっと怖いし、カブが食べれないくらい怖い! ふむ、怖がりだねぇ カブが怖いから、わたしはお芋ばかり食べるの カボチャは食べないんかい うーん……やっぱりお芋以外を食べた記憶がない リーシャ カラスさん カボチャのランタンは飾る棚があるはずだから、そこに戻しておこう うん、そうするね リーシャ カラスさん この本だね うっ…… 言葉を覚える頃には誰もが読む本さ。読んだこと無いかい? ほら、わたし、きおくそーしつだから…… ……まぁ、今からでも読んで覚えればいいさ 精霊さんが5人いるの……? いや5人ではなくて、これが五大精霊だね 五大精霊…… 「風」「火」「水」「大地」「光」に宿る精霊がこの世界を支えている大精霊なのさ そして、大精霊にはそれぞれモチーフと色が決まっていて、そのモチーフと色が信仰の対象になっているのさ そうなんだ…… 風はわたしの目の色と同じだ……!! そうだね、アンタと母親は風の精霊の加護を受けているのかもね 精霊の加護……? 風の精霊と相性がいいってことさ そうなんだ! 風はわたしの目の色と同じ……モチーフは羽!……覚えた! ちゃんと他の精霊のモチーフと色も覚えるんだよ う、うん、もちろんだよ! リーシャ カラスさん この色とモチーフの関係性は覚えておくときっと役に立つよ うん、しっかり覚えておくね リーシャ カラスさん 見て!お金だ! ふむ、これは精霊をモチーフにしたコインだね 儀式に使う装飾品で、価値のあるものではないよ そうなんだ…… そういえばこのコインでお母さんと薬屋さんごっこやってたな 精霊儀式に使うコインで遊ぶんじゃないよ…… まぁ折角だから祭壇に置いてやったらいいんじゃないかい、一応拾っておきな はぁ〜い! リーシャ カラスさん この板の下には何か落ちてるんかねぇ お金が落ちてるかな!? この家に金は落ちてないだろう えっ!? まぁきっと、板を剥がして見ても何も落ちてないさ きっとキラキラしたものが落ちてるもん……! リーシャ カラスさん 板を剥がすには何か道具が必要だね リーシャ カラスさん わっ、またコインだ! ふむ、また違う精霊をモチーフにしたコインだね これも祭壇のところに持っていくね うむ、そうしておきな リーシャ カラスさん コインが2枚見つかったね ふむ、祭壇の石板にコインを戻そうか そうだね! 精霊信仰らしい法則性があるから、コインをはめ込む位置は良く考えるんだよ うん、分かった リーシャ カラスさん 精霊のモチーフについて、本棚にいい本があったから読んでみなさい うん、読んでみる リーシャ カラスさん これは何だろう……? 収穫祭の儀式で使うものだね 精霊に収穫の感謝を伝える儀式を行うのさ そうなんだ!精霊の存在を感じられる人が行うの? いんや、それはないね えぇ、どうして? 儀式だからね、精霊を感じれるかどうかは関係ないのさ まぁ、数百年前には魔女が儀式を執り行っていたこともあったが、今では魔女は収穫祭には関わらないね やっぱり魔女は嫌われてるの? どうだろね。お互いに距離を置いてしまっているだけかもしれない 村人と上手く関わってる魔女もいるしね そうなんだ!その魔女さんはどんなお仕事をしているの? ん?あぁ、医者みたいなことをやってる魔女や、占い師をやってる魔女もいるさ わたしのお母さんは村人と距離を置いてるから、この時間にここに来てるのかな…… ふむ、そうなのかもしれんね しかしこの石板、儀式を行うには不完全だね どうして? はめ込んであるコインが2つ足りないだろう それに、3つのコインの場所も正しくないね そうなんだ! じゃぁ、コインを見つけたらここに持ってくるね ふむ、そうだねぇ リーシャ カラスさん 祭壇にはコインが足りなかったね うーん、どこかに落ちてるのかな 案外カボチャのランタンの中に紛れてたりするかもしれんね すぐ見つかるといいなぁ リーシャ カラスさん また綺麗な箱がある! この箱を開けたら、またお父さんとお母さんとの思い出を見れるよね ふむ、そうだろねぇ 誰かが意図的に、この箱に記憶を閉じ込めてるのだろう なんのためにそんなことを…… うーん、お父さんとお母さんの記憶を鮮明に振り返ることができるから、わたしは嬉しいよ! ふん、記憶を失くして感謝するなんて変な子だ えっ、そうかな 記憶がないことは確かに困るけど、こんな幸せな体験をさせてくれてるんだもん! この幸せな夢を見れていることには感謝しなきゃ リーシャ カラスさん わっ、鍵が! 突然現れたねぇ えっ、どういうことなの ふむ、この祭壇を整えたから、あの箱を開ける準備ができたってことなのかね これでまた何か思い出せるってことだね そうだね、鍵を手に入れて箱を開けに行こう うん! リーシャ カラスさん これでまた何か思い出せるってことだね そうだね、その鍵で箱を開けに行こう うん! 風、火、水、大地、光の精霊よ、恵みで満ちた収穫に感謝します これから訪れる冷たい季節も、私たちは団結し、家族の絆をより一層深めながら乗り越えていくでしょう ………… ふむふむ、なるほど なんと!風の精霊さんからリーシャちゃんへ、お誕生日プレゼントがあるんですね! mom_aeris わぁ、ねこさん……? 風の精霊さん、プレゼントありがとう…… ははは、さっきまで寝てたけど、こんな深夜だからリーシャはまだ眠いよな ごめんね、リーシャ。でもあなたが生まれたこの時間にお祝いしたくって この時間なら村人たちに会うこともないから、ゆっくりお祝いできるしなぁ くろねこさん…… そうよ、黒猫さんよ くろねこさん、リーシャのおともだちになって… ………。 村の子供たちとも遊べないし、リーシャには寂しい思いをさせてしまってるのかもな ごめんね。これからは仕事にも出ることになるから、もっと寂しい思いをさせてしまうかも…… でもせっかく雇ってくれるお屋敷が見つかったんだ。リーシャとの生活のために頑張ろう そうね……たくさんお金を稼いで、おいしいものをいっぱい食べましょう おいもたくさん食べる…… theater_action01 ……リーシャのおともだちになってほしいな さぁ、そろそろ帰りましょう うん リーシャ カラスさん そうだ、お母さんは風の魔法が使えるんだ! ふむ、やはり風の精霊の加護を持っているんだね わたしもお母さんも、風の精霊と相性がいいんだよね? ということは、わたしもお母さんみたいに風の魔法が使えるの!? まぁ、覚えれば使えるだろうね。魔法を使った記憶はないのかい? うん、覚えてない…… まだ小さい頃の記憶しか戻ってないのだろう 2,3歳ではまだ魔法は使ってなかっただろうね 確かに……今なら使えるかも!? ふむ、使えるかもしれないね それにしても、夜中にこの場所に来ていたのは、アンタが生まれた時間に祝いたかったんだね そうだ!わたしは収穫祭の夜中に生まれた……収穫祭の次の日がわたしの誕生日なの! そうみたいだね。闇の新年に生まれた魔女の子だなんてね…… 闇の新年って確か……冷たい季節の始まりの日のこと? その日に生まれたのって特別なことなの? 収穫祭の夜に生まれた魔女は特別な力を持って生まれる、って言い伝えがあってね え、もしかしてわたしは特別な力を持っている魔女ってこと!? その可能性がある、ってことは確かだね ふふん、わたしは天才魔女なのかも!? はいはい…… あれっ? camera_to_door あの木のところ、扉なんてあったっけ? ふむ、ここでの記憶も取り戻したし、行ってみようか リーシャ カラスさん あの木のところ、扉なんてあったっけ? ふむ、ここでの記憶も取り戻したし、行ってみようか